連携を通しての学びには、教室の中だけではなかなか出会えない「本物の問い」との出会いがあります。大学・研究機関・医療機関・文化施設等——多様なパートナーとの連携が、生徒一人ひとりの「好き」を「志」へと育てます。学びは、進路へとつながり、人生をひらく力になります。
里山・環境・AI
科学・医歯薬・STEAM
医療・産業・地域
芸術・感性・表現
失われゆく里山には、現代社会の課題が凝縮されています。人工林の放置、生物多様性の喪失、伝統文化の断絶——これらはすべて、私たちが向き合うべき問いです。
フィールドに立ち、考え、提案する。「自然と共に生きるとは何か」を、自分自身の問いとして引き受ける学びです。東京農業大学地域環境科学部との連携により、専門家の視点と現場の経験が融合した、唯一無二の探究活動が生まれています。
【生徒の感想より】 この体験は、単なる発表の機会ではなく、まさに「本物の学び」だった。教科書の知識を超えて、自ら問い、考え、表現し、他者と対話する。その一つ一つの過程が、かけがえのない成長の軌跡となった。
北海道大学で行われた第136回日本森林学会大会「高校生ポスター発表」において優秀賞を受賞。専門家の前で自らの研究を堂々と発表し、高い評価を得ました。
高1総合探究の学びの成果は一冊の本として結実しました。『学びの旅~里山から北海道へ~』は、生徒たちの1年間にわたる探究の記録であり、次の世代へのメッセージです。関連動画はこちら。
一つの講演が、人生の方向を変えるヒントとなることがある。Kさんにとって、それがまさにこの連携プログラムでした。
慶應SFC環境情報学部の神成淳司先生の講演会に参加し、AIと社会課題の接点について学びました。
内閣府主催の「パンデミックワーキング」に参加。次にパンデミックがおこった時に高校生の知恵をどのように生かすかという政策レベルの議論に学生として加わりました。
起業を志し、慶應義塾大学SFC環境情報学部に見事合格。夢への扉を開きました。

未知への好奇心が、進路への意志へと変わる瞬間があります。「好き」が「志」に変わる——それが、本物のサイエンス教育です。神奈川歯科大学・横浜薬科大学・VIS(Virtual Immersions in Science)との連携ワークショップでは、最先端の科学に直接触れ、専門家と共に探究する体験が待っています。
研究者・教育者・学生が集うSTEAM FORUM(神奈川歯科大学主催)にて特別賞を受賞。生徒たちの探究が、社会に認められた瞬間です。
横浜薬科大学でのポスター発表にて物理科学賞を受賞。専門大学の舞台で輝きを放ちました。
「動物に興味があった私が、"歯"に出会い、将来を考えるようになりました。」
この言葉には、連携教育の本質が凝縮されています。誰もが最初から明確な夢を持っているわけではありません。しかし、「本物」に出会う経験が、眠っていた情熱を呼び覚ますことがあります。サイエンスとの出会いは、単なる知識の習得にとどまらず、「自分は何のために学ぶのか」という問いへの答えを探す旅の始まりです。
「医療を通して社会を見る」体験が、連携を通した学びの中で以下のように行われています。
・順天堂大学「手話の教室」ー聴覚に障がいのあるろう者の大学生が医療者役となり、高校生が患者役として手話だけで診察対応を行うロールプレイング。
・スマートクリニックモバイル院長で総合診療医の山本真輝先生の講演ー「家が病院になる?まちを支える『総合診療・在宅医療』の魔法」
・心臓移植に長く関わってきた藤田医科大学教授簗瀬正伸先生の講演ー「一人の医療者として命と向き合う」
スマートクリニックモバイル院長として活躍される総合診療医・山本真輝先生をお招きし、最前線の医療現場から見える社会課題についてお話しいただきました。携帯エコーの実演によるテクノロジーの医療への活用、地域医療の未来、総合診療が日本のインフラになることの必要性、そして生きがいを感じつつ「働く意味」——生徒・保護者が共に社会課題を考える、貴重な機会となりました。
「家が病院になる」とは?
地域社会を支える総合診療
「誰かのために働く」生き方
生徒・保護者が共に考える場
一本の線に、美と信仰を学ぶ。「感じる力」が「生きる力」へと変わる学びです。ベルナール・ビュフェが生涯描き続けた力強い線は、単なる芸術技法を超えた、人間の本質への問いかけです。美術館の協力により実現した模写授業では、生徒一人ひとりが巨匠の作品と真剣に向き合いました。その他にもベルナール美術館の学芸員への取材や日大芸術学部若原教授の指導による建築模型コンテスト、多摩美術大学の教授による出張授業などが行われています。
ベルナール・ビュフェ美術館の協力のもと、ビュフェの作品を実際に模写する授業を実施。力強い線から生まれる美と作家の苦悩を学びます。
高1「総合探究」で建築模型コンテストが行われます。グループ単位で討議を重ね、立体的な模型作りを通して、美の世界を構築します。
多摩美術大学の先生による出張講義では、美の表現の豊かな可能性を学びます。講義後の生徒の質問も絶えることなく双方向の学びが実現しています。


4つの連携はそれぞれ独立しているようで、深くつながっています。自然・科学・医療・芸術——異なる分野への探究が重なり合うとき、生徒の中に「本当に学びたいこと」が見えてきます。これが、多様な連携教育の最大の力です。
第136回大会・高校生ポスター発表にて受賞。里山研究が専門家に認められる。
サイエンス探究チームがSTEAM FORUMにて特別賞を受賞。国内外に評価される。
大学のポスター発表の場で物理科学賞を受賞。専門舞台での活躍が続く。
Kさんが慶應義塾大学SFC環境情報学部に合格。学びが進路へ直結した瞬間。
「好き」が「志」へ変わる瞬間は、誰にでも訪れます。大切なのは、本物に出会う機会と、それを支える環境です。上智大学・聖心女子大学・順天堂大学・東京農業大学地域環境科学部・慶應SFC研究所・神奈川歯科大学・横浜薬科大学・南山大学・立命館大学生命科学部・藤田医科大学循環器内科講座・日本大学芸術学部・総合診療産業医事務所・ベルナール・ビュフェ美術館・VIS(Virtual Immersions in Scienceイタリア・ピサの研究機関から派生したスピンオフ企業)など——多様なパートナーとの連携が、あなたの世界を広げ続けます。
学びの旅は、すでに始まっています。フィールドに立ち、専門家と語り、本物の美に触れてください。その一歩一歩が、やがて確かな進路実現につながり、豊かな人生の土台となるのです。
多様な連携が、あなたの世界を広げる。フィールドに立ち、仲間との協働的な学びを通して考え、より良い社会づくりに貢献するアイディアを提案する。本物の学びが、あなたの進路と未来をつくります。(不二聖心女子学院は2026年7月現在、16の大学・企業・団体と正式に連携協定を締結しています。)